こんにちは~!タケボーヤです。
ランニングを続けることそろそろ3年目を迎えようとしています。
ランニングを継続できているのですが、たまには身体がキツイな~とか、今日は走りたくないな~とか思うことも度々あります。
ですが実際にランニングを終えた時の気持ちは、スッキリした~とか、ストレス解消になったな~みたいな感じになることがほとんどです。
仕事で嫌な事があった日などは走ってスッキリしようっとか思ってランニングしています。
で実際に走り終わったら嫌な気持ちが解消出来ているんです。
なんかランニングをすると気持ちがスッキリするな~!こんなのは自分だけなのかな~?とか思っていましたが、実はしっかり根拠があるんです。
どうもそれは神経伝達物質のひとつセロトニンの効果によるものらしいのです。
しかもこのセロトニンが増えることで鬱病にも効果があるようです。今回はランニングで分泌されるセロトニンの効果について書いていこうと思います。
セロトニンとは
セロトニンとは「ノルアドレナリン」や「ドーパミン」と並んで、体内で特に重要な役割を果たしている三大神経伝達物質の一つです。
セロトニンは人間の精神面に大きな影響与え、心身の安定や心の安らぎなどにも関与することから、オキシトシンとともに「幸せホルモン」とも呼ばれます。
セロトニンが不足すると、うつ病や不眠症などの精神疾患に陥りやすいと言われています。
つまり気分や感情をコントロールする重要な神経伝達物質なんです。
関連記事はこちら→リズム運動って何?効果や運動の種類!!
セロトニンの働きと効果とは?
「ドーパミン」「ノルアドレナリン」「セロトニン」の分泌バランスが良いと、精神的な健康につながります。
セロトニンは、ノルアドレナリンやドーパミンの作用を抑えるブレーキの役割があるためセロトニンが十分に分泌されていれば、精神的な安定に繋がります。
またセロトニンは夜になるとメラトニンという物質に変化します。
このメラトニンですが、睡眠ホルモンとも呼ばれていて寝つきを良くしたり、眠りを深くしたりする作用を持っています。
という訳でセロトニンは睡眠の質を向上させることに期待ができます。
セロトニンが不足する原因
1.日照不足・・・日光を浴びないとセロトニンが生成されないため。
2.栄養不足・・・必須アミノ酸の一つトリプトファンが不足しているとセロトニンが生成されない。
3.運動不足・・・運動することによって、セロトニン分泌を左右する「セロトニン神経」が鍛えられます。
なぜランニングがセロトニン分泌に効果的なのか?
セロトニンが不足する原因でも述べたように、運動することでセロトニン分泌が促進されます。
運動の中でもとりわけ一定のリズムを刻む運動(リズム運動)はセロトニンを増やす効果が高いと言われています。
リズム運動とは一定のリズムで筋肉を緊張させたり弛緩させたりする運動を繰り返す感じです。
一番手頃で身近な運動で言えば咀嚼です。この噛むという行為もリズム運動に当たります。
しかし、さらににセロトニンの分泌を促すにはウォーキングやランニング等が効果的です。
セロトニンが不足すると?
セロトニン不足による影響の中で、代表的な症状は精神的に不安定になることです。
つまり鬱症状です。
すべてのうつ病がセロトニン欠乏で説明できるわけでは無いのですが、選択的セロトニン再取り込み阻害薬 (SSRIなど)を使うと、うつ病に対して一定量の改善効果が現れることからも、鬱病とセロトニンには深い関係があると言えます。
ランニングをする際の注意点
ランニングはリズム運動でありセロトニン分泌を促進する運動であることは前述の通りですが、ただ単に長い距離、長い時間ランニングを行えば良いというものではありません。
リズム運動には効果的な運動継続時間があって、セロトニン濃度が最も高くなるのが運動開始から20~30分後と言われています。
自分が疲れたと感じるレベルまでになると、かえってセロトニンの作用は低下します。
ですのでだいたい30程度のランニングを目安に行うと良いでしょう。
また日光を浴びることでメラトニンの生成が促進されるので日中のランニングは一石二鳥です。
関連記事はこちら→ランニング毎日走りたいけど疲労が溜まって逆効果!?効果的なトレーニングとは?
ランニングとセロトニンまとめ
最初にも述べましたが、ランニング後に気持ちがスッキリするような感じはメラトニン分泌によるものなのかもしれません。
ストレス解消は私自身実感しています。
ランニングのメリットはセロトニン濃度が高まることで不安や抑うつ感などが改善され、基礎体力を向上させて生活習慣病予防にも役立ちます。
ストレスが溜まってイライラするそんな時にはランニングでもするのが良いのかもしれません。
関連記事はこちら→ジョギングがハゲや薄毛に効果があるって知ってた?
今回は以上になります。最後まで読んでいただき有り難うございます。
コメントを残す