マラソン選手のプロとアマの違いとは何?オリンピック出場と年収をチェック!

出典:https://www.sankei.com/

日本マラソン界は、最近になって久しぶりに設楽悠太選手が、日本記録の更新されてり、ボストン・マラソンで川内優輝選手が優勝したりと、東京オリンピックに向けて盛り上がりを見せています。

先日も川内優輝選手が、プロ転向を表明しましたし、神野大地選手もプロへの転向を表明しましたし。

そんな、トップレベルの選手ですがプロ転向するメリットとはどの様なものなのでしょうか?

今回は、そんなプロとアマの違いや、オリンピック出場、年収などをチェックしていきたいと思います。

 

マラソン(スポーツ)選手のプロとアマの違いとオリンピック?

まず最初に、マラソン選手やスポーツ全般のプロとアマの違いについて確認していきましょう。

JOC(公益財団法人日本オリンピック委員会)では、プロとアマの区別を以下のように規定しています。

・肖像権の管理をJOCに委託している➡アマ
・肖像権の管理を自分でしている  ➡プロ

JOC(公益財団法人日本オリンピック委員会の公式ホームページはこちらです

そもそも、オリンピックはアマチュアしか出場出来ない大会です。

ですので、プロ活動とみなされ無いために、肖像権の管理をJOCが行っています。

選手がテレビなどに出演しても直接支払われる相手はJOCになります。

 

その支払は後に選手に還元されているのですが、それはJOCが認めるスポーツ振興やオリンピックのための活動なので、それでプロ活動をしたということにはならという認識です。

基本的に、実業団は、プロ出場禁止のオリンピックに対応したシステムでして、これは日本独特のシステムなんです。

実業団とは、「企業や組合の従業員で構成されるスポーツチーム」という感じで定義されています。

 

企業に就職して、昼間あるいは半日は雑用他簡単な事務作業などをして、それにより形式的にその企業で働いていることにして、他の社員と同じ程度の給料を得ています。

上記のように、あくまで従業員のクラブ活動という形にしています。

ですが、ほとんど実務はありません。

 

ほとんどの時間をスポーツに費やすのですが、形式上スポーツで収入を得ているのではなく、その企業で働いているという状況を作ることで、プロではないという逃げ道を作っています。

また、年齢や、ケガなどにより現役を引退した後も、“お払い箱”にならずに社業に集中することができる。

つまり、プロ選手に比べてかなり安定しているのが分かります。

上記のようなシステムが実業団です。

 

一方のプロ選手というのはどのようなものなんでしょうか?

陸上長距離では実業団に所属せず、スポンサー収入や賞金で活動する選手を一般的に「プロ」と呼んでいます。

陸上競技において、実業団チームは駅伝(ニューイヤー駅伝、クイーンズ駅伝等)が最大の目標で、マラソンやトラックなどの個人競技に専念することは難しい状況です。

ところが、実業団に所属するのでは無く、プロ選手として活動すれば、駅伝などの縛りから開放されて、個人の競技に集中することが可能になります。

この自由度の高さが、プロ選手のメリットの一つだと言えます。

 

最近の例で言えば、設楽悠太選手は、HONDAに所属していますので、実業団選手です。

一方の大迫傑選手は、ナイキ・オレゴン・プロジェクトに所属するプロランナーです。

設楽悠太選手は、実業団選手なので、ニューイヤー駅伝を走りました。

大迫傑選手は、プロランナーですので、駅伝などの競技には参加されません。

つまり、設楽悠太選手は、駅伝の練習もして、マラソンの練習もするということで、どちらか一方に集中する事が大迫傑選手よりも困難であると言えます。

 

一方で、最近では、オリンピックは商業化が進んで野球やサッカー、テニス、ゴルフなどのプロ組織やプロの大会でスポーツをして収入を得ている選手や賞金の出る大会に出場した選手もオリンピックに出られるようになりましたし。

マラソンにおいても、アマチュア大会に賞金を得られるケースがほとんどです。

ということで、最近ではプロとアマの区別はほとんど無くなった状況と言えるのかもしれません。

設楽悠太選手も東京マラソンで日本記録の更新をした際の1億円は手にしたわけですしね。

では、次に実際に実業団選手から、プロへ転向した選手について見ていきましょう。

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実業団選手からプロへ転向した選手をチェック!

実際に過去にプロへ転向した選手、現役選手一覧です。

・有森裕子
・室伏広治
・高橋尚子
・為末大
・大迫傑
・ケンブリッジ飛鳥
・福島千里
・神野大地

最近でこそ、陸上選手におけるプロ選手が増えてきましたが以前はかなりレアな存在でした。

陸上選手のプロ第一号は、有森裕子さんです。

その後、室伏広治さんや、高橋尚子さんが続きます。

 

最近の日本陸上界で言えば、大迫傑選手、神野大地選手、ケンブリッジ飛鳥選手に加え、最強の市民ランナーであった、川内優輝選手もプロ転向を宣言しています。

では、なぜ実業団選手がプロ転向してしまうのでしょうか?

プロ転向のメリットとは何なんでしょうか?

 

先にも述べてように、実業団を離れ、プロ選手として活動すれば、駅伝などの縛りから開放されて、個人の競技に集中することが可能になります。

この自由度の高さが、プロ選手のメリットの一つだと言えます。

そして、もう1つのメリットが、収入に関してです。

 

もちろん、これはトップ選手にならないと収入の増加は見込めませんが、今後プロ転向を宣言している、川内優輝選手などは、知名度も、実力も申し分ありません。

その様なトップ選手であれば、実業団に所属しているよりはかなりの年収アップに繋がります。

トップ選手に限られますが、スポンサー契約を結ぶことが出来れば、莫大な報酬を手にすることが出来ます。

これは、極端な例ですが、男子100mの絶対的な王者であったウサイン・ボルトの2016年の年収は3250万ドル(約35億円)だったそうで、このほとんどがプーマなどからのスポンサー料だったそうです。

マラソン選手も、ウサイン・ボルトまでは行かないにしても、数千万円程度であれば現実的な金額と言えます。

 

日本人のマラソン選手の中で最もインパクトが強烈だったのが高橋尚子さんだと思います。

実際に国民栄誉賞まで貰っていますからね。

そんな、高橋尚子さんは、2003年6月からスカイネットアジア航空と2年契約で総額3億円(推定)、2005年6月からはファイテンと4年契約で総額6億円(推定)という破格の契約を結んでいます。

では、実業団選手はいったいどのくらいの年収なんでしょうか?

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アマ【実業団選手】の年収はおいくら?

実業団選手の年収ですが、もちろん各企業によって様々だと思いますが、おおよその平均が以下の通りです。

・20代~30代の平均月収:25万円

おおよその手取りは18万円~20万円程度ということになります。

年収で言えば、350万円~400万円程度です。

この基本報酬に加えて、駅伝や、各大会などで好成績を収めたら、別途ボーナスが支払われるようです。

 

実業団選手は、実務がほとんど無いとはいえ、日々トレーニングを積んで頑張っているのですが、結構少ない金額しか貰っていないのが現状です。

こんな給料では、実際モチベーション上がりませえんよね?!

設楽悠太選手クラスの選手であれば、ハッキリ言ってプロに転向したほうが年収アップに繋がるのでは?と要らぬ心配をしてしまいそうです。

では、マラソン選手の主な収入源を見ていきましょう。

 

マラソン選手(プロ、アマ)の主な収入源は?!

マラソン選手として、有名、もしくはトップレベルの記録を持っている場合は様々な収入源が存在します。

・マラソン出場料
・賞金
・テレビ、コマーシャル
・イベント参加料

これらが主な収入源です。

もちろん、プロ選手は、スポンサー契約料もあります。

最近では、プロとアマの境界線が曖昧になっては来ていますが、有能な選手ほどプロに転向したほうがメリットが大きいと言えっるでしょう。

 

マラソン選手、プロとアマの違いまとめ

・JOC(公益財団法人日本オリンピック委員会)では、プロとアマの違いを以下のように規定しています。
・肖像権の管理をJOCに委託している=アマ
・肖像権の管理を自分でしている

・アマ=実業団選手
・実業団=「企業や組合の従業員で構成されるスポーツチーム」

・プロ=「実業団に所属せず、スポンサー収入や賞金で活動する選手」

・実業団選手の平均年収=350万円~400万円程度

今回は、マラソン選手のプロとアマの違いについて書いてきました。

良かったら他の記事も、読んでいってくださいね。

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