現在の東大のエースである近藤秀一選手の進路が決定しました!
近藤秀一選手といえば東大在学の駅伝ランナーで下田裕太選手と関係が深くライバル関係にあります。
2018年の箱根駅伝はインフルエンザのために出場できませんでしたが、実力はかなり高い選手です。
そんな近藤秀一選手、まだ最後の箱根駅伝が残っていますが、なんと進路が決まりました。
その就職先とは・・・・。
GMOアスリーツだそうです。
GMOアスリーツと言えば、下田裕太選手をはじめ、多くの青山学院大学出身者が在籍するチームです。
詳しく見ていきましょう!
近藤秀一選手【東大】のプロフィール
・名前:近藤 秀一(こんどう しゅういち)
・生年月日 :1995年07月27日
・年齢:23歳
・出身地 :静岡県田方郡函南町
・身長: 171cm
・体重: 51kg
・血液型 :AB型
・出身中学:函南町立函南中学校
・出身高校:静岡県立韮山(にらやま)高等学校
・所属:東京大学理科二類
・尊敬する人:内田篤人(プロサッカー選手)
・趣味:釣り
【自己ベスト】
・5000m 14分03秒63
・10000m 29分16秒49
・ハーフ 1時間04分33
・マラソン 2時間14分13秒
【箱根駅伝予選会での成績】
・2015年予選会 73位 1:01:00 東大29位
・2016年予選会 58位 1:01:04 東大30位
・2017年予選会 20位 0:59:54 東大32位
・2018年:箱根駅伝関東連合で出場予定もインフルエンザで欠場
近藤秀一選手の出身高校は、進学校である静岡県立韮山(にらやま)高等学校です。
進学校でありながらも、高校時の記録も良好で、駅伝名門校からのスカウトを受けることもあったようです。
ですが、近藤秀一選手は学業を重視しかつ、箱根駅伝への挑戦も可能である、関東の大学へ進学したいと思ったそうです。
その結果選択された大学が東京大学だったそうです。
ですが、東京大学への挑戦は、2度チャレンジされています。
ええ、つまり、1浪の後に東京大学に入学されています。
しかも、浪人中の生活スタイルが凄い!
練習時間の確保のため予備校に行かずに、朝5時半に起き朝練し夕方から夜に10km以上走り、残りの時間は図書館に9時間こもって勉強したそうです。
このような生活スタイルで、2015年に東京大学理科二類に合格しています。
上記のように多くの記事で紹介されていましたが、実際のところは違うようです。
以下のコメントは、近藤秀一選手のNOTEからの引用です。
なかなか稀な経験ということで、大学入学以降、宅浪時代の生活について取材して頂く機会が多かったです。ある記事にはおおよそこのように書いてありました。
午前5時30分に起床して10〜15キロのランニング。図書館の開館時間の9時30分から午後6時まで勉強。その後10〜15キロのランニング。
はっきり言いますが、ほとんど嘘です!(ごめんなさい)
3年以上の前の記事なので正確に覚えていませんが、「こういう日もある」と言うつもりがうまく伝えられなかったのだと思います。自分の落ち度です。今回伝えたいことは、私が宅浪期間をうまく過ごせたのは、記事から解釈できるような規則正しい生活を送っていたからではなく、むしろ時間に囚われすぎなかったから、ということです。
宅浪期間における私の目標は、「大学に合格すること」と「自己ベストを更新すること」でした。そのためにやるべきことは必要な勉強と練習をすることで、いつやるかについては何も問題にはなりませんでした。実際、朝6時に走ろうが8時に走ろうが本質的な意味は全く変わらないと思いませんか?
そもそも「時間」という概念は、集団や自分自身を管理するために人間が恣意的に作ったルールだと思っています。全ての人間は社会という文脈の中で生きていくので無意識のうちに時間にコントロールされていますが、本質的には意味を持たないことが多いのではないでしょうか。いつやるか、どのくらいの時間やるか、というのは目的とする成果に対して相関こそあれど因果関係を持つことは少ないでしょう。(流石に昼夜逆転となれば健康に影響も出るでしょうが)。
高校までは始業時間、授業時間、部活時間といった1日の大枠の流れが時間によって規定されていたので、時間にコントロールされる生活を送っていました。実際それが理にかなっていたと思います。
しかし、宅浪期間はほとんど自分に裁量が委ねられておりやるべきことも明確だったので時間にコントロールされる必要性を感じませんでした。逆転の発想かもしれませんが、集団に所属しているわけでもないのに、苦痛を伴ってまで意味もないルールに従おうとするのは間違った努力な気もしていました。1日24時間自由に使えるのに規則正しい生活を送るモチベーションがそれほど湧がなかったのです。
そう割り切ることで、数時間、ましてや数十分、標準としていた生活リズムからズレても全く気にせずやるべきことを見失わずに生活できました。時間通りに行動できなかったことに対して精神的ストレスを全く感じなかったことが受験生活をうまく送れた要因だと考えています。今回の文章で誤解してもらいたくないところは、普通に生活するに当たって時間を意識することは大事です。(時間にルーズな自分に対する戒め)。宅浪期間という超イレギュラーなケースを取り上げています。また、規則正しい生活を否定するわけではありません。その人の性格によります。ただ、何をするにしても時間はあくまでも恣意的な指標なので囚われすぎない方がいいかもしれない、ということです。
時間についてはまたの機会にも書こうと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました!
引用:https://note.mu/ksyu1run/n/ne803f7502111
上記の記事で、近藤秀一選手が最も伝えたかったことは、「時間通りに行動できなかったことに対して精神的ストレスを全く感じなかったことが受験生活をうまく送れた要因だと考えています。」この部分ではないでしょうか。
兎にも角にも、浪人という期間を経て、大きく成長して東京大学に進学したわけですが、その進路がなんとGMOアスリーツ!
では、そのGMOアスリーツについて詳しく見ていきましょう。
近藤秀一選手の進路であるGMOアスリーツとは?!

出典:https://athletes.gmo.jp/
GMOアスリーツの目標がこちら
・競技結果No.1
・選手の夢を叶える環境No.1
・ランニング文化支援No.1
主な活動拠点は埼玉県東松山市周辺
GMOアスリーツのホームページで花田監督はこのようにコメントしています。
花田監督のコメント
『世界に通用するNo.1アスリートの育成』を目標に創部されたGMOアスリーツは、今年3年目のシーズンを迎えます。
昨シーズンは、マラソンで一色がサブテン(2時間10分切り)を達成し、また山岸、橋本も2時間10分台で走るなど、一定の存在感を示すことができました。今シーズンは、マラソンはもちろんですが、トラックレースやハーフマラソンでも自己記録を更新することで、スピード強化も同時に行っていきたいと考えています。夢の実現に向かって走り続けるGMOアスリーツの選手たちに、皆様の熱い声援をどうぞよろしくお願い致します。
引用:https://athletes.gmo.jp/about/
GMOアスリーツの所属選手は?
・倉田翔平(上武大学)
・三木啓貴(青山学院大)
・渡邉利典(青山学院大)
・橋本崚(青山学院大)
・一色恭志(青山学院大)
・下田裕太(青山学院大)
このメンバーの中に近藤秀一選手が名を連ねることになります。
青山学院大学出身者が多く、アドバイザーには、原晋監督もいますし、同僚として下田裕太選手もいる。
近藤秀一選手には、ライバルの下田選手がいることでさらなる飛躍が期待できます。
近藤秀一選手と下田裕太選手の関係は?!
近藤秀一選手と、下田裕太選手は同じ静岡県東部出身で中学時代からの付き合いです。
2人は親友であり、ライバルなんですが、大学の学年は、近藤秀一選手が大学受験で一浪しているため、下田裕太選手がGMO所属で、近藤秀一選手が4年(東大)で実は同級生です。
下田裕太選手は加藤学園高、近藤秀一選手は韮山高へ進学。
同じ静岡県東部地区のため、大会や合同練習で顔を合わせることが多くなり、親交は深まったようです。
そんな2人の今後、GMOアスリーツでの活躍が楽しみでなりません。
近藤秀一選手、下田裕太選手共に、このような素晴らしい環境でぜひ東京オリンピックで活躍してほしいですね!
まとめ
・近藤秀一(東大)の進路はGMOアスリーツ
・GMOアスリーツには、ライバルであり親友の下田裕太選手が所属
・近藤秀一選手はその頭脳を活かすよりもアスリートの道を選んだ

今回は、近藤秀一選手の進路について書いてきました。
もし良かったら、他の記事も読んでいってくださいね。
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