こんにちは~!タケボーヤです。
昨年12月4日の福岡国際マラソンで2時間9分11秒で日本人トップの3位に入り、来年8月4日~13日の間で行われる世界選手権代表(ロンドン世界陸上)の有力候補となっています。
そんな市民ランナーこと川内優輝選手ですが、今回は最新のレース結果や、今後の予定、またロンドン世界陸上について書いていこうと思います。
目次
川内優輝選手の今後の予定は?
2017年1月11日現在で確認の取れている予定は、以下になります。
2月12日 第55回愛媛マラソン
2月26日 そうじゃ吉備路マラソン(ハーフ)
このようになっています。
関連記事はこちら→川内優輝と中本健太郎が第27回仙台国際ハーフマラソン2017で4年ぶりに真剣勝負!?
川内優輝選手の最新情報!!
川内優輝選手が最近参加したレースは以下になります。
2016年12月4日第70回福岡国際マラソン
2時間9分11秒(総合3位、日本人1位)
2016年12月18日第47回 防府読売マラソン
2時間12分45秒(総合3位)
2017年1月8日第31回 壱岐の島新春マラソン(ハーフ)
1時間6分35秒(優勝)
2016年12月4日の福岡国際マラソンの後12月18日に防府読売マラソンに参加して、トップと1分25秒差の2時間12分45秒で3位。
その後も2017年1月8日に壱岐の島新春マラソン(ハーフ)に参加して優勝とかなり短いスパンでレースに参加されていますね。
川内優輝選手はロンドン世界陸上に出れるの!?
第16回世界陸上競技選手権大会(2017/ロンドン)マラソン代表選考要項には次のように書かれています。
選考協議会
1.第70回福岡国際マラソン選手権大会(2016年12月4日)
2.東京マラソン2017(2017年2月26日)
3.第72回びわ湖毎日マラソン大会(2017年3月5日)
4.第66回別府大分毎日マラソン大会(2017年2月5日)
選考基準
(1)内定条件
各選考競技会で1~3で日本人1位の成績を収め、2016年1月1日から全ての選考競技会が終了するまでに、派遣設定記録を満たした競技者。
派遣設定記録
男子 2時間7分
(2)選考条件
各選考競技会1~3で日本人3位以内、または4で日本人1位の競技者の中で、各選考競技会での記録、順位、レース展開、タイム差、気象条件等を総合的に勘案し、本大会で活躍が期待されると評価された競技者。
選考方法
・選考基準(1)による選考は、即時内定とする。
・選考基準(2)による選考は、選考基準(1)内定条件でIAAFが定めるエントリー数の上限の枠を満たしてない場合編成方針及び選考基準に則り、強化委員会にて選考原案を作成し、選考委員会で選考し、理事会において決定する。
上記のようになっています。
これを川内優輝選手に当てはめると、選考レースの一つである福岡国際マラソンで日本人1位の成績を収めています。
ですが、派遣設定記録である2時間7分というタイムは満たしていません。
ですので即時内定にはなりません。
したがって現時点では、ロンドン世界陸上の最有力候補ではあるものの、確定では無いようです。
しかしこの派遣設定記録ですが2時間7分ってかなりハードル高いですよね~!
関連記事はこちら→川内優輝がロンドン世界陸上2017の代表に確定!?次の予定は何!?
今まで日本男子マラソンの歴史の中で、2時間7分以内に完走した選手は3人しかいません。
なのでフルマラソン日本男子ベスト3を見てみましょう。
フルマラソン日本男子ベスト3
2位 藤田敦史(富士通)2時間6分51秒
3位 犬伏孝行(大塚製薬)2時間6分57秒
このようになっています。
因みに川内優輝選手の自己ベストは日本歴代19位の2時間8分14秒となっています。
このように考えると派遣設定記録である2時間7分というタイムはそう簡単に達成できるものでは無いようです。
ついでに世界のフルマラソンの上位を見てみましょう。
フルマラソン世界男子ベスト3
2位 ケネニサ・ベケレ(エチオピア)2時間3分3秒
3位 エリウド・キプチョゲ(ケニア)2時間3分5秒
このようになっています。
世界のトップランナーは凄すぎです。
現在の日本男子のトップのタイムでも、世界の上位30位以内にも入れていないのが現状です。
ですがマラソンは駆け引きもかなり重要な要素になってきます。
川内優輝選手はレース経験が豊富でこの駆け引きが出来る選手だと思います。今後もぜひ頑張って欲しいですね。
川内優輝選手の最新情報はこちら→川内優輝がぎふ清流ハーフマラソンで山の神神野大地と対決!!
川内優輝選手の青山学院大学監督に対するコメント!
マラソン界の“異端児”が駅伝界の“ビッグマウス”に噛みついた。「原監督は箱根駅伝を語るのはいいけど、マラソンについては早いですね」──。3月27日の練馬こぶしハーフマラソンでぶっちぎりの優勝を果たした後、本誌の直撃にこう答えたのは、リオ五輪出場を逃した「最速の市民ランナー」川内優輝(29)。厳しいコメントの矛先は今年の箱根駅伝で2連覇を果たした青山学院大学の原晋監督(49)に向けられていた。
発端は五輪代表選考における原監督の「リオ五輪に青学大ランナーを」発言だ。2月28日の東京マラソンで、10代選手の日本新記録(2時間11分34秒)で日本勢2位に入った青学大の下田裕太(19)について、原監督は「伸びしろは200%ある。将来性を見越して下田を五輪代表の大本命にすべきだ」とブチあげたのだ(結果的に下田は選出されず)。
原監督のビッグマウスぶりはかねてから有名で、「普通にやれば楽勝」「感染症に集団で罹らなければ三冠は取れます」などの挑発的発言で他大学の駅伝関係者をざわつかせてきた。
今回の発言の背景には、原監督が狙う“マラソン進出”がある。4月1日に創設された実業団チーム「GMOアスリーツ」のアドバイザーに就任し、来年のロンドン世界陸上に青学大の若手を選ぶよう提言するなど、その勢いは止まらない。
言いたい放題の原監督だが、近年の圧倒的実績の前に、低迷の続く陸上界は沈黙するばかり。これに応じるのは、「モノ言うランナー」として知られる「彼」しかいないのではないか。
本誌が川内を直撃すると、レース直後にもかかわらず早口でこうまくしたてた。
「(青学の)下田君のタイムは19歳にしては凄いけど、若ければいいってものじゃない。“将来性”なんて不確実なもので五輪選手を選ぶのはどうか。そもそも、私は10回以上も下田君よりいいタイムで走っています! 国内で1~2回しかフルマラソンを走っていない若手選手と違って、世界中で59回ものレースをこなしていて、経験では絶対に負けません」
さらに返す刀で原監督にも批判の声をあげた。
「原監督の発言を聞いて悔しい思いをした実業団選手は大勢いるだろうし、私もそう。今回の東京マラソンはたまたま青学大の選手がハマったのかもしれないが、やっぱり最低でも2時間10分を切らないとダメ。原監督も結果を出した箱根についてなら語っていいけど、マラソンについてはまだ早い」
引用:http://www.news-postseven.com/
この記事に関しては私も完全に川内優輝選手と同感です。
川内優輝選手のように日本男子マラソンを牽引していたようなランナーからしてみればかなり原監督の言っていることは強引ではないかと思っています。
もちろん原監督のマラソンにかける思いや挑戦する気持ちは尊重するのですが。
まとめ
川内優輝選手の今後の予定は1月15日 第5回公認奥多摩ロードレース(ハーフ)。
2月12日 第55回愛媛マラソン。
2月26日 そうじゃ吉備路マラソン(ハーフ)。
川内優輝選手の最近のレース結果は70回福岡国際マラソン2時間9分11秒(総合3位、日本人1位)。
第47回 防府読売マラソン2時間12分45秒(総合3位)。
第31回 壱岐の島新春マラソン(ハーフ)1時間6分35秒(優勝)。
川内優輝選手は第16回世界陸上競技選手権大会(2017/ロンドン)マラソン代表の最有力候補。
今回は以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございます。
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