柏原竜二さんと言えば、THE箱根駅伝で2代目山の神として広く知られています。
4年連続で箱根駅伝の山登り区間の5区を走り、4年連続区間賞を獲得し東洋大学の黄金時代を支えたランナーです。
あの、瀬古利彦さんも今まで見てきたランナーの中で最も衝撃を受けた人物だと語っています。
そんな柏原竜二さんですが、2017年4月で引退をすることになってしまいます。
引退後の2018年現在、柏原竜二さんはどのように活動されているのでしょうか?
というわけで今回は、柏原竜二さんの現在について調べてみました。
柏原竜二さんのプロフィール
・名前:柏原 竜二(かしわばら りゅうじ )
・生年月日:1989年7月13日
・年齢:28歳
・身長:174cm
・体重:55kg
・ニックネーム:かっしー
・出身地:福島県いわき市
・出身大学:東洋大学経済学部卒業
・所属:富士通(社業に専念)
・自己ベスト
・3000m :8分10秒44(2009年)
・5000m :13分46秒29(2009年)
・10000m: 28分20秒99(2009年)
・ハーフマラソン: 1時間03分16秒(2009年)
・マラソン: 2時間20分45秒(2015年)
・箱根駅伝:4年連続区間賞(全て5区)
柏原竜二さんは、箱根駅伝で衝撃のデビュー。
なんと東洋大学の1年の時に、初めて箱根駅伝で5区を担当、山登りの5区で快走しその後4年連続区間賞で3度の区間新記録を樹立しています。
山の神の称号を与えられた選手は今までに柏原竜二さんを含めて3名いらっしゃいますが、個人的には最も柏原竜二さんの走りに感動を覚えました。
ちなみに、3名の山の神ですが、初代が今井正人さん、2代目が柏原竜二さん、3代目が神野大地さんです。
箱根駅伝における5区(山登りは)レースそのものをドラマティックにひっくり返しレース全体の区間の中でも大きな見どころの一つである区間と言えます。
また、箱根駅伝の最優秀選手に贈られる金栗四三杯も3回受賞されています。
歴代の金栗四三杯受賞者についてはこちらを御覧ください。

では、箱根駅伝で大活躍した柏原竜二さんは何故引退を決意したのでしょうか?
柏原竜二が2017年に引退!その理由を探る
衝撃の箱根駅伝での活躍があり周囲からものすごく期待されて実業団に進んだ柏原竜二さん。
柏原竜二さんは、東洋大学を卒業後富士通に入社されて競技生活を続けていました。
富士通に入社当初の記者会見では、フルマラソンを最低でも2時間6分台で走りたいとおっしゃっていました。
ですが、山の神として絶大の期待を背負って実業団入りをしたものの、怪我の影響で大学時代のような活躍が出来ませんでした。
引退の原因は、ズバリ「怪我」です。
陸上選手の大事なアキレス腱を痛めたことが引退を決意する引き金になったようです。
アキレス腱をかばって走ろうとすることで更に違う場所に負担がかかってしまうという悪循環に。
柏原竜二さんは、「走ることが出来ない身体になってしまった。」と言っています。
走ることが出来ないイコール引退となってしまったようです。
また、山の神として全国にその名を轟かせていましたから、周囲の目がかなり気になっていたと話されています。
ケガの影響はもちろん、メンタル的な部分もかなり関係していたと思われます。
箱根駅伝でのあの衝撃的な走りを一度でも見たことがあれば、柏原竜二選手に大きな期待を寄せるのは無理はありません。
あの瀬古利彦さんも、今まで見た選手の中で最も衝撃を受けた選手とおっしゃっています。
引退は残念ですが、次のステージで頑張って欲し良いですね。
では、柏原竜二さんの現在は?何をされているんでしょうか?
続いては、柏原竜二さん2018年現在の状況をチェックしていきましょう。
柏原竜二の現在【2018】アメフト部のマネージャーって本当?
現在柏原竜二さんは、富士通フロンティアーズ(アメフト部)のマネージャーをされています。
このページにマネージャーとして紹介されています。
では、柏原竜二さんはなぜアメフト部(富士通フロンティアーズ)のマネージャーになったんでしょうか?
その鍵をにぎる人物が、富士通フロンティアーズのGM(ジェネラルマネージャー)である常磐真也さんの存在です。
柏原竜二さんが言うには、ある日突然自分の所属する部署に来て「明日からアメフト宜しく!」と言われたそうです。
その日からアメフト部のマネージャーとしての生活が始まったとのことです。
常磐真也さんどんだけ強引な人なんですかね。笑
富士通フロンティアーズのGMである常磐真也さんは柏原竜二さんの事をこのように語っています。
「陸上競技で当然実績を残してきた。違う競技だけど、やってきたことはアメフトにもいい刺激を与えられるはず。」
栄養補給や体のケア等、陸上で培ったノウハウがプラスになると期待しているとのことだそうです。
そんなこんなで、アメフト部のマネージャーになった柏原竜二さんですが、これまでアメフトとの接点はゼロ、試合を見たこともありませんでした。
柏原竜二さんは、このゼロからの状態からアメフトについて猛勉強をします。
業務が終わって家に帰って料理をしながらユーチューブで動画を見たり、ふとした時間にソファーに寝転びながら動画を見て寝落ちしたりと真剣にアメフトについて取り組んでいきます。
現在では、富士通フロンティアーズの選手からの信頼も厚くチームの中に溶け込んでいるようです。
柏原竜二さんは、アメフト部のマネージャーという立場にに確かな役割を感じているようです。
富士通フロンティアーズのメンバーからは、「俺達は日本一になりたいんだ助けてくれ」と言われ、嬉しくも思うし、必要とされているという事を感じることが出来ているようです。
「向き合うものがここにあったんだ。」と話すほどです。
新たな自分の居場所が見つかったようにも思えます。
柏原竜二さん、選手時代の顔より現在の顔のほうがいい顔しているようで安心しました。
今後も富士通フロンティアーズアメフト部のマネージャーとして頑張って欲しいですね。
柏原竜二さんの実際の業務は何をしているの?
柏原竜二さんは、現在富士通フロンティアーズのマネージャーであることは間違いないのですが、それとは別に一般業務もこなされています。
現在の柏原竜二さんの所属部署は「行政システム事業本部第一ソリューションビジネス統括部第二ビジネス部」だそうです。
地方自治体向けのシステムを提供しているようです。
もちろん、その他にもゲストランナーや、富士通の広告塔としても活動されています。
富士通フロンティアーズのブログの記事更新なんかもやっています。
まとめ
・柏原竜二は2代目山の神と呼ばれ富士通に入社後27歳2017年に引退
・引退の理由はアキレス腱のケガでマラソンが走れない身体になってしまった為
・箱根駅伝では、4年連続5区で区間賞
・現在は富士通フロンティアーズ(アメフト部)のマネージャー
・行政システム事業本部第一ソリューションビジネス統括部第二ビジネス部に所属
今回は柏原竜二さんの現在は?2018最新情報を書いてみました。
良かったら他の記事も読んでいってくださいね。
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