簡易水洗トイレのつまりの直し方を伝授!流れない時に業者が休み!対策は?

未だに、日本全国の多くの地域に汲み取りトイレが存在します。

今回は、簡易水洗トイレの詰まり、流れない時の直し方をご紹介していきます。

我が家も、簡易水洗トイレなのですが、詰まって流れなくなった時は本当に困りました。

トイレが流れない、そんな時に限って土日であったり、お正月であったりして、業者が対応出来ないタイミングでトラブルが発生してしまいます。

今回は、緊急時の直し方を中心に、すぐ解決できる方法をご紹介していこうと思います。

 

簡易水洗トイレの仕組みと基本的構造

汲み取りトイレの中でも簡易水洗トイレは、排泄物を少量の水で洗い流すので衛生的とされています。

ですが、水を流して便槽に貯留させてしまうため、くみ取り料金が若干他の汲み取り式トイレに比べて高くなってしまいます。

簡易水洗の基本構造は以下の図のなものです。

出典:https://astamuse.com/

簡易水洗トイレから配管を通り、便槽の中に排泄物を貯留させることが出来る構造です。

基本的に簡易水洗トイレは、他の無臭トイレなどと比較して詰まりにくい構造なのです。

なのになぜ、簡易水洗トイレが詰まるのでせようか?

続いては、簡易水洗トイレの詰まる原因を見ていきます。

 

簡易水洗トイレが流れない!詰まる原因は?!

基本的に、汲み取り式トイレは、落下式で便所と言われています。

浄化槽や、下水道と比較しても配管の長さや、勾配においても問題ありません。

ですが、流れなくなったり、詰まったりするのは何故なんでしょう?

簡易水洗トイレにも一箇所屈曲(曲がっている)しているところがあります。

こちらの部分です。

出典:https://astamuse.com/

この曲がった部分に、尿石やトイレットペーパー等異物が堆積して詰まりを引き起こしています。

ですので、詰まったり、流れない時には、ここに堆積している異物の除去が必要になります。

では、どのようにこの異物を除去すれば良いのでしょうか?

簡易水洗トイレの詰まりの直し方!一発で解消可能!

簡易水洗トイレの詰まりの直し方は、基本的な直し方と、緊急時の直し方があります。

2つの方法はこちらです。

1・ラバーカップを使った詰まり解消法
2・長くて細い棒を使った解消法

基本的な詰まりの直し方は、ラバーカップを使用する方法です。

では、ラバーカップとは何なんでしょう?

出典:http://www.sohei-net.co.jp/

上記のような道具です。

俗に言う、スッポンですね。

こちらの道具を使用することでほとんどの簡易水洗トイレの詰まりは解消できます。

ただし、子供のおもちゃ、スマホ等を簡易水洗トイレに落としてしまった時は、ラバーカップで詰まりを解消することは出来ません。

そんな時は長い棒を使った詰まりの直し方で対応していきます。

では、緊急時の簡易水洗トイレの詰まりの直し方について説明していきます。

 

簡易水洗トイレつまりの直し方【緊急時編】

簡易水洗において、排泄後にレバーを引いて流そうとしても、便器に水と汚物が堆積して流れない。

こんな時かなり動揺してしまいますよね。

でも慌てず、次の方法で対処しましょう。

緊急時で、ラバーカップも家にない。

そんな時には、長い棒で対処しましょう。

簡易水洗は、他の水洗トイレと違って、汚物や水の流れて行く部分にフラッパー弁というものがあります。

出典:https://suidou1.com/

このフラッパー弁は、レバーを引くことで開閉するような仕組みになっています。

ですが、レバーを引くと水が同時に流れていってしまい、つまりがある時には便器の中に更に水が溜まっていってしまいます。

ですので、つまりを直す作業を開始する前に、やっておくべきことがあります。

 

まずは、止水栓を止めて、ロータンクの中の水を柄杓(ひしゃく)などで取り除き空の状態にしておきましょう。

止水栓がこれ。

ロータンクがこちら。

これで準備完了です。

その後、レバーを引いた状態で、長い棒を突っ込みます。

 

差し込めるところまで、差し込んで、押したり、引いたりしていると異物が除去され、「ジャ~~」という音ともに何かのけ落ちた感覚があります。

この時の音で、詰まりが解消できたか否かを判断します。

異物が除去された感じが確認できたら、少量ずつ水を流してみましょう。

 

おそらく、スムーズに流れていくはずです。

その後は、止水栓を開いて、元の状態に戻したら作業完了です。

この作業を行う際に、注意してほしいのが、棒を突っ込んだ時に激しく突き過ぎないことです。

 

力を入れすぎると配管を傷つける恐れがありますので、注意が必要です。

以上が、緊急時の簡易水洗のトイレのつまりの直し方です。

個人的にも、この方法で、2回詰まりを解消した経験があります。

所要時間は、概ね5~10分程度で完了します。

簡易水洗のトイレが詰まって困った時には試してみてください。

次に、基本的な簡易水洗のつまりの直し方を見ていきましょう。

簡易水洗トイレつまり直し方【基本編】

こちらは、ラバーカップを使用した簡易水洗トイレのつまりの直し方です。

ですので、一度でも簡易水洗トイレが詰まった事があるご家庭では、ラバーカップを事前に購入しておくことをおすすめします。

では、ラバーカップを使用してどのようにして簡易水洗トイレの詰まりを解消するのかを説明していきます。

 

まずは、緊急時の詰まりと同様に、止水栓を閉めて、ロータンクを空の状態にします。

ラバーカップを使用するには、若干の水が必要になります。

ですので、フラッパー弁よりも若干上の位置まで水をためた状態でラバーカップを使用します。

 

この作業は、1人で行うよりも、2人で行ったほうが良いと思います。

まずは、レバーを引いて、フラッパー弁を開けた状態にして、ラバーカップの効果が十分発揮できる状態にします。

誰かに手伝ってもらい、レバーを引いてフラッパー弁を開放した状況で作業を行ってください。

 

フラッパー弁を開放状態にした後に、少し便器に水が貯まるように調整します。

次に、ラバーカップを便器の穴の部分に密着させて、押したり引いたりしてみましょう。

緊急時の詰まりの時と同様に、「ジャ~~」という音ともに何かのけ落ちた感覚があります。

この音が確認できれば作業完了です。

 

作業完了後は、止水栓を元の状態に戻して、少しずつ水を流してみてください。

スムーズに流れるのを確認できたら作業完了です。

因みに、使用するラバーカップはこちらのようなタイプを用いてください。

出典:https://0120656889.net/

この突起した部分とトイレの穴にフィットさせて使ってください。

以上が簡易水洗トイレのつまりの直し方です。

よかったら参考にしてみてください。

続いては、簡易水洗トイレが詰まらないようにする対策を見ていきましょう。

 

簡易水洗トイレの詰まりには予防出来る?対策は?

私自身も、2回簡易水洗が詰まり、困った経験があります。

簡易水洗トイレは基本的にはあまり詰まることは無いのですが、時に詰まったりすることがあります。

対策として挙げられるのが、以下のポイントです。

・トイレ使用後に多めに水を流す
・トイレットペーパーを大量に流さない

この2点が非常に重要です。

もちろん、トイレの水を多く流してしまえば、その分汲み取り料金が高くなってしまうのですが、トイレが詰まることを考えたら、惜しくないかもしれません。

現在私も、以前に比べて、多めに水を流すようにしています。

 

必然的に、便槽に貯まる量も増加してしまいますので、1ヶ月に2回汲み取りをしてもらっています。

流しすぎて、溢れてしまったら困りますからね。

 

まとめ

・簡易水洗トイレつまり、緊急時には長い棒をつかう
・簡易水洗トイレつまり、基本的な直し方はラバーカップを使う
・簡易水洗トイレつまり、対策は「水を多めに流す」

今回は、簡易水洗トイレの直し方について書いてきました。

良かったら他の記事も、読んでいってくださいね。

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