長い間低迷していた、日本男子マラソン界に最近ようやく光が差して来ました。
昨年の福岡国際マラソン2017では、ナイキオレゴンプロジェクトの大迫傑選手が、日本歴代5位の記録を叩き出し東京オリンピック2020に向けて盛り上がりをみせて来ています。
最近では、大迫傑選手や、設楽悠太選手ばかりが注目されていますが、昨年の東京マラソン2017では井上大仁選手が日本人1位でゴールしています。
井上大仁選手ですが、ニューイヤー駅伝駅伝でも設楽悠太選手に次ぐ区間2位の走りをみせていますし、東京マラソン2018での活躍が非常に期待できる選手であると思っています。
というわけで今回は、井上大仁(MHPS)選手の東京マラソン2018の結果速報について書いていこうと思います。
目次
井上大仁選手のプロフィール・自己ベスト
井上大仁(いのうえひろと)
生年月日:1993年1月6日
年齢:25歳
出身地:長崎県
血液型:O型
身長:165㎝
体重:51kg
出身高校:鎮西学院高等学校
出身大学:山梨学院大学
所属:三菱日立パワーシステムズ長崎
趣味:散歩、折り紙
自己ベスト
1500:3分49秒64
5000m:13分42秒72
10000m:28分12秒96(県記録)
10マイル:46分51秒
ハーフマラソン:1時間01分39秒
30km:1時間31分46秒
マラソン:2時間08分22秒
井上大仁選手の初マラソンは、びわ湖毎日マラソンで、タイムは2時間12分56秒でした。
東京マラソン2017では、びわ湖毎日マラソン2016の記録を4分以上短縮しています。
この結果を受けて、ロンドン世界陸上に参加されたんですが、2時間16分54秒という残念な結果に終わっています。
では、昨年の東京マラソン2017を振り返って見てみましょう。
井上大仁選手【東京マラソン2017】日本人1位でロンドン世界陸上内定!
昨年の東京マラソン2017で井上大仁選手は日本人1位の2時間8分22秒でロンドン世界陸上に内定しました。
しかも、副賞でBMWまでゲットしています。
では、ロンドン世界陸上での結果を見ていきましょう。
井上大仁選手のロンドン世界陸上の結果は?
ロンドン世界陸上に向けて井上大仁選手はこのようにコメントしていました。
「出るからには代表の自覚をもってメダル争いをし、これまでお世話になった方々にいい報告ができるよう頑張ります。」
ところが、結果はメダル争いにも加わることなく、2時間16分54秒で26位という結果となりました。
レース後のインタビューで悔し泣きしていたのが非常に印象的でした。
その後は、駅伝を中心に活動されていますが、設楽悠太選手同様に抜群の安定感を発揮しています。
今回の東京マラソン2018で、MGCの獲得はもちろん、日本記録まで狙える選手では無いかと思っています。
日本記録を更新すれば1億円の報奨金が出るとされていますが、ちょっとその内容を確認しておきましょう。
マラソン強化制度【Project EXCEED】
マラソン日本記録「突破」褒賞制度概要
対象記録
・男子:2時間6分16秒のマラソン日本記録更新
・女子:2時間19分12秒のマラソン日本記録更新
褒賞金
・選手:1億円
・監督・チーム:5000万円
対象選手
・日本陸連に登録されている日本人選手
(実業団登録の有無に拘らず)
対象レース
1・日本陸連が記録を公認する大会(国内)
2・日本陸連が登録選手に参加を許可し、記録が公認される大会(海外)
3・オリンピック、世界陸上選手権大会、アジア大会
日本記録を更新した選手には1億円のボーナス、更に指導者にも5000万円が支給されるという夢のようなシステムです。
果たして、井上大仁選手は、日本記録を更新することが出来るでしょうか?
今回の東京マラソン2018に向けてかなり調整して来てると思いますので、コンディションが良ければ、2時間6分台も可能であると思います。
井上大仁選手の東京マラソン2018結果速報
今回の東京マラソン2018では、設楽悠太選手が見事、日本記録を更新されました。
井上大仁選手もかなりの好タイムで、日本歴代4位の2時間6分54秒でフィニッシュしました。
今回のこの東京マラソンでの走りを見て、今後更なる活躍が出来るものだと思いました。
今後は、大迫傑選手、設楽悠太選手と共に日本長距離を牽引していける存在になることを期待しています。
今回は井上大仁選手の東京マラソン2018について書いてきました。
もし良ければ、他の記事も見ていってくださいね。

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