マラソン大会の経済効果が大き良いことから、各地でマラソン大会が新設されています。
福岡マラソンもそのうちの一つで、2017年大会が第4回めです。
しかも福岡マラソン2017は1万4千人のランナーが参加するというかなり大きな大会に成長しています。
2017年大会の倍率が3.46倍と狭き門です。
フルマラソンには11520人が参加して、11175人が完走、完走率が97.01%という結果でした。
2018年のエントリー開始は4月16日で開催日は11月11日(日)でコースは2017年と同様です。
昨年の2017年の大会を私自身が走ってきましたので、福岡マラソン2018年大会に挑戦しようと考えてる方にコースの攻略ポイントと、実際の地図、制限時間などをお伝えしていこうと思います。
目次
福岡マラソンのコースをチェック
コースは、福岡の中心部の天神をスタートで糸島がゴールとなります。
公式サイトでは、美しい海や山を感じながら糸島にフィニッシュします。
都会から自然へと次々に変化していく風景は、ランナーを飽きさせず、気持ちよく走れるコースとなっています。
との紹介がありますが、確かに、都市から自然を満喫出来るコースです。
実際に走ってみても感じます。
福岡の中心部から福岡ドームを横目に見ながら、九州大学で折り返して海沿いを走る。
素晴らしいコースです。
では、この福岡マラソンのコースを攻略する重要なポイントについて見ていきましょう。
ポイント1・コース攻略!意外と大変なアップダウン
こちらは、福岡マラソンの公式サイトの高低図です。
スタートしてから、町中を走っている時にはほとんど高低差を感じることはありません。
ところがスタートから20km付近、九州大学の折り返し付近の上りがかなり大変です。
実際に、このあたりから走らずに歩いている人達が多く見受けれれました。
中間地点でのアップタウンとは別に、後半30km以降の海沿いを走る場所も登ったり下ったりで結構足がやられます。
後半の海沿いのコース上では結構な確率で歩いている人を見かけました。
この海沿いでの難所なんですが、久光製薬さんが、エアーサロンパスを支給してくれます。
後半のアップダウンでやられた足には本当に助かるアイテムです。
実際にガーミンでアップダウンを計測した結果がこちらです。
上記の地図で示している赤丸の部分が特にしんどい場所です。
高度上昇合計で260mで、後半のアップダウンが猛烈にキツイです。
福岡マラソンに挑戦される方は、初めからこの高低差があることを頭に入れておく事がポイントです。
では、次のポイントです。
ポイント2・開催時期は11月だけど寒さ対策も忘れずに
福岡マラソンの開催時期は毎年11月です。
基本的に11月の日中の気温は、よほどのことがない限り10℃以上になることが多いです。
ですが、マラソンのスタート時刻(8:20)の早朝は意外と冷え込むことがあります。
スタートブロック整列となると6:30~7:55で寒いですね。
ですので、寒さ対策が結構大事なポイントになってきます。
スタート地点の福岡市役所でスタートのギリギリまで過ごす人を多く見かけました。
画像はスタート前の福岡市役所前の様子。
また、ポンチョ(ゴミ袋などで作った)等で防寒対策をしている人も多かったです。
このポンチョなんですが、スタートして、身体が温もってからは沿道のボランティアの方々が回収してくれていました。
寒がりの方は、ポンチョを着たまま走って、途中で沿道のボランティアの方などに回収してもらうと良いと思います。
ポイント3・ペース配分には十分注意
福岡マラソンは参加人数が1万4千人とかなり大きな大会です。
何度かマラソン大会に参加された方なら理解できると思いますが、このクラスの大きな大会になるとスタートしてから中々走り出すまでに時間がかかります。
人間の数が多いため、普通にジョギングするペースよりも遅い感じでのスタートになリマス。
大体、先頭でもない限り、最初の1km当たりは、7分程度のペースになると思います。
ここで気をつけてほしいのですが、団子状態(集団)でスタートして、この集団がバレけるのには相当な時間がかかります。
ここで無理してスピードアップして、無駄な体力を使わないことが重要です。
因みに、福岡マラソンのスタート時の様子はこんな感じです。
動画をご覧いただければわかると思うんですが、スタートしてからこのような集団で走ることになり、ほぼバラけることなくゴールすると思います。
もちろん、早すぎたり、遅すぎたりすれば話は違いますが。
ポイント4・荷物預かりは計算して行おう
マラソンの時の荷物の管理って非常に重要なポイントです。
例えば、福岡マラソンの場合は、スタートまでの待ち時間。
ランニングスタイルで過ごす時間が長いとかなり冷えてしまいます。
荷物預かりの時間は7時45分までとなっていますので、出来ればギリギリまで身体を暖めるようにして、荷物を預けるのが良いのかと思います。
因みに、荷物預かりの様子がこちらです。
このようにトラックで、ゴール地点の糸島まで運んでくれます。
荷物預かりの袋なんですが、結構大きめな袋が前日受付の際に配布されます。
結構大きな荷物でも大丈夫だと思います。
私も長崎県からの参加でしたので、荷物は多めでしたが全然楽勝でした。
ポイント5・エイドを上手く利用しよう
福岡マラソンのエイド(給水スポット)は非常に充実しています。
スポーツドリンク、水、お饅頭、トマト、チロリアン、うどん、バラエティーに富んだ物が沢山です。
実際に昨年の福岡マラソン2017の際の最高気温が11℃で、かなり汗をかきました。
ですので、エイドでは必ず水分補強を行いましょう。

ポイント6・トイレの情報を事前にチェック!
トイレの数は、スタート地点のとゴール地点を合わせて、計25ヵ所あります。
・スタート地点
・1.5km地点
・2.8km地点
・4.2km地点
・5.9km地点
・7.5km地点
・8.9km地点
・9.9km地点
・11.5km地点
・12.9km地点
・14.9km地点
・17.0km地点
・18.8km地点
・19.8km地点
・21.3km地点
・23.3km地点
・25.0km地点
・27.2km地点
・29.8km地点
・31.1km地点
・32.9km地点
・35.0km地点
・36.9km地点
・40.1km地点
・フィニッシュ
前半の20kmあたりまではトイレは大混雑しますので、十分計算しておいてください。
私もトイレにいくのに5~10分はロスしました。
以上が福岡マラソン攻略のポイントです。
では最後に制限時間について見ていきましょう。
福岡マラソンの制限時間と関門情報
福岡マラソンの制限時間は7時間と長めの設定時間です。
この長めの設定が高完走率の結果に結びついていると思います。
では、福岡マラソンの関門の情報を見ていきます。
関門は全部で9ヵ所。
1・5.3キロ地点:9時25分
2・9.9キロ地点:10時9分
3・14.3キロ地点:10時52分
4・19.8キロ地点:11時44分
5・25.0キロ地点:12時33分
6・29.8キロ地点:13時20分
7・32.9キロ地点:13時50分
8・36.9キロ地点:14時28分
9・40.1キロ地点:14時59分
フィニッシュ:15時20分
上記の通りです。
今回は福岡マラソンのコースや攻略について書いてきました。
もし良ければ、他の記事も読んでみてくださいね。



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