第45回ベルリンマラソンが2018年9月16日(日)に開催されます。
昨年の優勝は、エリウド・キプチョゲ選手で世界記録を目指しての出場でしたが、惜しくも届きませんでした。
ベルリンマラソンは高速コースで知られており、多くの世界記録が誕生している大会でもあります。
ベルリンマラソンと言えば、何かとケニア勢などによる世界記録のことばかりクローズアップされますが、日本人参加選手のことも忘れてはいけません。
というわけで今回は、ベルリンマラソン2018に参加する日本人選手・結果速報・テレビ放送についてチェックしていきましょう。

目次
ベルリンマラソン2018!日本人参加選手一覧
・藤原新:2時間07分48秒
・佐藤悠基(日清食品G):2時間08分58秒
・佐野広明(HONDA):2時間09分12秒
・上門大祐(大塚製薬):2時間09分27秒
・荻野皓平(富士通):2時間09分36秒
・村山謙太(旭化成):2時間09分50秒
・神野大地:2時間10分18秒
・中村匠吾(富士通):2時間10分51秒


日本人男子参加選手のうち、既に佐藤悠基選手、上門大祐選手、荻野皓平選手はMGCの権利を獲得しています。
そんな中で、最も注目したいのが、マラソン2回目の青山学院大学出身の神野大地選手ですね。
先日、ニューバランスとのアスリート契約も締結し、ようやくスポンサーが見つかりました。
ベルリンマラソンでしっかり結果を出すことで、新たなスポンサーを獲得するきっかけを作りたいところです。
また、マラソン男子日本記録保持者である、設楽悠太選手は、ケガの影響で今大会は回避することとなりました。
・松田瑞生(ダイハツ):2時間22分44秒
・小原怜(天満屋):2時間23分20秒
・前田穂南(天満屋):2時間23分48秒
一方の日本人女子選手ですが、既に、松田瑞生選手と前田穂南選手はMGCの権利を獲得しています。
この二人には、自己ベストの更新を期待したいところですね。


ベルリンマラソン2018!テレビ放送は?
ベルリンマラソン2018のテレビ放送は、地上波では放送されません。
テレビ放送は、スカパーテレ朝2チャンネルで9月16日(日)16時~19時で中継されます。
ベルリンマラソンは世界6大マラソンの一つ!
ベルリンマラソンはワールドマラソンメジャーズの一つです。
2006年に、ボストン、ロンドン、ベルリン、シカゴ、ニューヨークの世界を代表するマラソン大会により創設されたマラソン版グランドスラムが「ワールドマラソンメジャーズ」です。
2012年からは東京マラソンも加わって6大会となり、オリンピックと世界選手権も含めたポイントを競って総合優勝者を決める世界規模のシリーズとなっています。
◆東京マラソン(2月下旬)
◆ボストンマラソン(4月中旬)
◆ロンドンマラソン(4月下旬)
◆ベルリンマラソン(9月下旬)
◆シカゴマラソン(10月上旬)
◆ニューヨークシティマラソン(11月初旬)

ベルリンマラソン2018!注目選手はキプチョゲ!
ベルリンマラソン2018の注目選手はなんと言っても、エリウド・キプチョゲ選手です。
昨年のベルリンマラソン優勝者で、現時点で世界一強いマラソン選手と言っても過言ではありません。
キプチョゲ選手の過去のマラソンの成績がこちらです。
年月 | 大会名 | タイム | 順位 | 備考 | |
2013.05 | ハンブルクマラソン | 2:05:30 | 優勝 | ||
2013.09 | ベルリンマラソン | 2:04:05 | 2位 | 世界歴代4位(当時) | |
2014.04 | ロッテルダムマラソン | 2:05:00 | 優勝 | ||
2014.01 | シカゴマラソン | 2:04:11 | 優勝 | ||
2015.04 | ロンドンマラソン | 2:04:42 | 優勝 | ||
2015.09 | ベルリンマラソン | 2:04:00 | 優勝 | 世界歴代6位(当時) | |
2016.04 | ロンドンマラソン | 2:03:05 | 優勝 | 世界歴代2位(当時) | |
2016.08 | リオデジャネイロオリンピック | 2:08:44 | 優勝 | ||
2017.09 | ベルリンマラソン | 2:03:32 | 優勝 | ||
2018.04 | ロンドンマラソン | 2:04:17 | 優勝 |
昨年のベルリンマラソン2017でも2時間3分32秒という圧倒的なタイムで優勝しています。
現在のマラソン世界記録は、2014年にデニス・キプルト・キメット選手によって記録された、2時間02分57秒です。
この記録を更新できるのは、エリウド・キプチョゲ選手しかいないと思います。
また、上記の記録を見ていただいても解るように、この選手参加したほぼ全ての大会で優勝しています。
今回の、ベルリンマラソン2018でも優勝候補の筆頭です。
当の本人は、今大会の目標はあくまでも自己ベストの更新と話していますが、世界記録の更新も夢では無いと思います。
ベルリンマラソン2018参加日本人選手まとめ
・藤原新
・佐藤悠基(日清食品G)
・佐野広明(HONDA)
・上門大祐(大塚製薬)
・荻野皓平(富士通)
・村山謙太(旭化成)
・神野大地
・中村匠吾(富士通)
・松田瑞生(ダイハツ)
・小原怜(天満屋)
・前田穂南(天満屋)
ベルリンマラソン2018!結果速報
現在15分経過ですが、ケニア勢が当然のように先頭集団を形成しています。
5km地点で、松田瑞生選手が6位、前田穂南選手が8位につけています。
10km地点:中村匠吾選手5位、上門大祐選手8位、佐藤悠基選手9位です。
神野大地選手が頑張っています。

出典:http://results.scc-events.com/
25km地点でトップはキプチョゲ選手で、世界記録ペースで爆走中です。
ベルリンマラソン
ハーフ通過
1. Kipchoge 1:01:06
5. 中村匠吾 1:03:21
8. 上門大祐 1:04:42
9. 佐藤悠基 1:04:42
10.神野大地 1:04:42
14.村山謙太 1:05:25松田瑞生 1:10:59
小原怜 1:11:23
前田穂南 1:11:24
上原美幸 1:13:27— EKIDEN_MANIA (@ekiden_mania) 2018年9月16日
中村匠吾選手が現在25km地点で、日本人トップで2時間6分~7分ペース!
キプチョゲ選手世界記録更新!!!!
2時間01分40秒!!
公式タイム→2時間01分39秒
【男子結果】
・優勝:2:01:39 エリウド・キプチョゲ(ケニア)
・2位:2:06:23 アモス・キプルト(ケニア)
・3位:2:06:48 ウィルソン・キプサング(ケニア)
・4位:2:08:16 中村匠吾(富士通)
・6位:2:09:18 佐藤悠基(日清食品グループ)
・8位:2:11:07 上門大祐(大塚製薬)
・16位:2:15:37 村山謙太(旭化成)
【女子結果】
・優勝:2:18:11 グラディス・チェロノ(ケニア)※世界歴代4位
・2位:2:18:34 ルティ・アガ(エチオピア)※世界歴代5位
・3位:2:18:55 ティルネシュ・ディババ(エチオピア)
・5位:2:22:23 松田瑞生(ダイハツ)※日本歴代9位
・7位:2:25:23 前田穂南(天満屋)
・9位:2:25:46 上原美幸(第一生命グループ)
・10位:2:27:29 小原怜(天満屋)
今回は、ベルリンマラソン2018に参加する日本人選手を紹介してきました。
紹介した、日本人選手の中から、優勝争いに絡める活躍をしてくれる選手が出てきてくれることを期待したいと思います。
良かったら、他の記事も読んでいってくださいね。

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